巣立ち2019
2019/07/19
今年は遅い梅雨入りでしたが、梅雨入りすると例年と変わらずジメジメとした日が続き身体に堪えますね。おそらく動物たちも同じ思いではないでしょうか?
さて、今月初めに2日間の臨時休診を頂き、東京で開催されました第21回日本獣医がん学会に参加して来ました。獣医腫瘍科の最先端の情報が得られるという事で全国から多くの獣医師が参加していました。今回のメインテーマが「犬の軟部組織肉腫」ということで、あまり聞きなれない腫瘍だとは思いますが、診断においては病理医としっかりと相談しないと摘出して完治と思いきや、非常に悪性の場合もあり怖い腫瘍の1つでもあります。また抗がん剤の治療についての講演もあり、聴講後は頭の中がすっきりと整理することができました。
東京での学会に参加している間に今年もツバメ一家が巣立って行きました。
嬉しいことに実は今年も当クリニックにツバメの番いが来てくれました!もしかして昨年と同じカップル!?(古い??)かと思いましたが、昨年来てくれた子たちではなさそうです。昨年のツバメさんはすごく鳴き声が大きく、待合室にBGMのようにツバメの囀りが鳴り響いていましたが、今年はすごく寡黙にせっせと子育てをしていました。
今年も卵は5つ。
カラス除けのおかげかカラスに巣を潰されることもなくすべて無事に孵り、卵を産んでから1か月余りで巣立って行きました。あっと言う間でしたが、診察の合間にその様子を見ては癒されていましたのでまた来年も是非当クリニックを選んでもらいたいものですね。